個人差が大きい 自分のベストな睡眠時間を探るコツ
①睡眠時間は個人差が大きい
健康な生活を送る上で、毎日最低6時間くらいは眠るほうが良いと言われています。しかし、この時間というのは非常に個人差が大きく、毎日3時間くらい眠れればケロッとしている人もいれば、トータルで8時間以上眠らないときつい人まで様々です。
そして、眠りの時間の長短というのは体質のようなもので、努力で大きく改善できる類のものでもないと言われています。
時間が短くて済む人がわざわざ長く寝ようとは思わないでしょうが、ある程度長く寝ないとキツイ人は、無理して眠りの時間を削ろうとすると、生活リズムがおかしくなるだけです。
なので、自分のベストな時間をしっかりと把握し、日々の生活の中においては、最低限その時間を確保したうえで、仕事などの社会的な活動を行っていく必要があると言えるでしょう。
②ベストな睡眠時間は何時間なのか?
自分にとってベストな眠りの時間というのは、過去の眠りを振り返って見れば簡単に把握できます。
人間は眠りが足らなくなると、頭がぼんやりしてパフォーマンスが低下します。逆に、しっかり寝られていると、常時頭がすっきりして日々の生活を送ることが可能です。
過去に何時間寝られていたら頭がしっかりと働いていたか、この点を振り返ってみることで、自分にとってベストな時間を算出することができますよ。
最低限必要な眠りの時間がわかれば、日常生活の中で、仕事以外の自由に使える時間などもおのずと算出できるはずです。
③眠りのリズムに合わせて起床する
人間の眠りはレム睡眠とノンレム睡眠という、浅い眠りと深い眠りが交互にくり返されていると言われています。
このレム睡眠とノンレム睡眠は、90分のサイクルでくり返されているので、眠りの時間も90分をワンセットで考えるのがベストです。普段の眠りの時間が、90分のサイクルからずれているなら、もう少し長く寝るか早く起きるかして、体の眠りのリズムに起床時間を合わせるほうが、より効率よく休息をとれるということができますね。