分割して寝るのは良くない!?分割睡眠の危険性とは

睡眠はしっかり取るのが一番ですが、忙しさのあまり寝る時間がなかなか取れないという方もいるでしょう。そういう方の中には、一日に数回に分けて寝る「分割睡眠」を取り入れているという方もいらっしゃいます。昼寝の時間を長めに確保したり、複数回に分けて床につくという例もありますが、実はこうして分割して睡眠を取るのは、あまり良くないと言われているのです。

①分割睡眠でパフォーマンスが落ちる?

このような睡眠を取り入れることは、まずパフォーマンスが大きく低下する要因になってきます。分割することで1回ごとの睡眠自体は深くなるため、パフォーマンスは向上すると考えている方もいらっしゃるかもしれません。確かに眠り自体は深くなるのですが、それは同時に浅い眠りのレム睡眠が少なくなっているということ。そしてレム睡眠には、記憶に関する整理などを行うため、足りなくなることで仕事や家事などに大きな悪影響を受けてしまいます。眠りは深ければいいというわけでなく、それぞれにちゃんと役割があるのです。

②分割睡眠による健康被害は?

基本的に分割睡眠というのは、体に良くないと考えられています。健康や寿命と関連する正式なデータはまだないものの、分割することで総合的に睡眠不足になりやすいことはわかってきています。睡眠不足になることで、様々な病気にもかかりやすくなり、死亡率も上昇してしまいます。特別な事情がない限りは、夜にしっかりと寝た方がいいでしょう。

③どうしても分割睡眠が必要な場合

もしどうしても寝る時間が足りず、日中などに睡眠時間を確保しようとお考えであれば、まずは一気に変えず徐々に生活リズムを変えていくことが大切です。いきなり夜を1時間減らして、昼寝を1時間増やすといった方法は、あまりおすすめできません。週に15分ほどを目安にしながら、少しずつ生活リズムを変えていきましょう。人によっては分割睡眠が全く合わないこともありますので、無理し過ぎないことも心がけてくださいね。

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