寝床で簡単にできる 睡眠を促す体のツボ押し
①眠れない夜は眠りのツボを押してみよう
布団に入っても頭が冴えていたり、体が火照っていたりして眠れない夜はたまにあるものです。こういった夜は布団の中でじっとしていても仕方が無いので、眠りのツボを押してみるのもオススメですよ。
体にあるツボというのは普段はそれほど意識されませんが、眠りに関係するツボというのは、頭のてっぺんからつま先までいろいろなところにあるのです。
ツボ押しは、体の中で該当する部分を指でグイグイ押すだけですので、非常に簡単にできます。手間もコストもかかりませんので、これで眠くなったら儲けものと考えて、ぜひチャレンジしてほしいですね。
②眠りの代表的なツボがある場所
眠りに関するツボは体のあちこちにありますが、布団の中で指圧しやすい場所にあることが重要です。
一番代表的なツボが、頭頂部にある百会(ひゃくえ)というツボです。眠れない時は頭のてっぺんにあるこのツボを両手で押し続けると、徐々に眠くなってくると言われています。
耳たぶの後ろあたりにある安眠(あんみん)というツボも眠りのツボとして有名です。名前がまさに安眠ですので、眠りに関係が深いことがうかがえます。
両手首の付近にある神門(しんもん)というツボも眠りに関係の深いツボです。手首のシワの小指側にあるくぼみが神門です。
③ツボを指圧する時のポイント
睡眠についてのツボを指圧する時は、指圧しながら気づいたら眠くなっているという形になるのが理想的ですね。
そのため、健康のためにツボを指圧する時と違って、できるだけ楽な姿勢で力まずに指圧してやることが重要です。そのまま寝入ってしまうのが目的ですので、布団で横になって指圧できるツボを選ぶべきです。
そうなると、横になりながらでも楽に指圧できる、神門など手にあるツボが一番良いと言えるでしょう。なので、眠れない時は神門を中心に指圧をしつつ、しばらくやって飽きてきたら、頭頂の百会や耳の裏の安眠などに切り替えると良いですね。