ツボ押しで睡眠改善の効果はあるか

夜勤があって生活が不規則になりがちな看護師さんや、医師たちの多くが、睡眠の質を上げるためにツボ押しをしているといいますよ。ツボ押しは、東洋医学に基づいています。東洋医学によれば、私たちの体には「気」が巡っています。「気」を「地下鉄の線路」にたとえるならば、「ツボ」は「駅」のようなものです。気の流れは地下にある線路のようなものなので触れませんが、地上にある駅にはたどり着けるように、「ツボ」を刺激することで気、つまり経路を刺激して体調を整えることができるらしいのです。

※エビデンスが確率されているわけではないので、参考までにご覧ください。

 

 

①寝つきが悪い時に押すツボ「内関」

 

寝つきが悪い時には「内関(ないかん)」というツボを押してみましょう。まず、どちらかの手をまっすぐ伸ばし、手のひらを上に向けます。もう一方の手を伸ばしている手の手首に当ててください。手首の横シワから親指2本分肘に向かって進みます。指の腹を使って優しく押してみてください。内関はリラックスのツボなので、神経が張りつめて眠れない時、不安や心配事があるときに効果的ですよ。

 

 

②イライラして眠れない時に押すツボ「だん中」

 

「だん中(だんちゅう)」というツボは、イライラした気持ちを抑えて穏やかにするツボです。嫌なことがあって、イライラして眠れない時などに効果的ですよ。だん中の場所は、両方の乳首の間です。乳首と乳首を結んだ中央の部分を指の腹で優しく押したり、手のひらやカイロなどで温めてください。イライラした気持ちが落ち着いてぐっすり眠れますよ。

 

 

③不眠に効くツボ「失眠」

 

慢性的な不眠に悩まされているなら「失眠(しつみん)」というツボを刺激しましょう。失眠は、その名の通り失った睡眠を取り戻すツボ。かかとのふくらんでいる場所の中央にあります。ただし、かかとなので、押してもあまり感覚がありません。お灸などで温めた方が効果的です。自宅でお灸をするのが難しければ、洗面器やバケツにお湯をためて、足湯をするといいですよ。足の裏にはツボが集中しているので、寝る前に足湯をして温めるといいですね。

 

 

 

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