何時間寝るのがベスト?最適な睡眠時間について
日本人は忙しい人が多く、睡眠時間も短くなりがちな方も多い状況ですよね。しかし健康面はもちろんのこと、仕事でパフォーマンスを発揮する上でも、寝る時間というのは非常に大事なものです。なので多少忙しくても確保すべきですが、具体的に何時間くらい寝ればいいものかわからないという方も多いことでしょう。ここでは最適な睡眠時間についてまとめていきます。
①最適な睡眠時間が7時間というのはホント?
まずよく耳にしがちなのは、「7時間程度寝るのが最もよい」という意見です。これはアメリカで行われた調査が大元となっており、睡眠時間が7時間程度の人が最も死亡率が低く長寿というデータが公開されました。これはあまり寝ていない方の健康的なリスクを訴えると同時に、たくさん寝ても寿命を縮めることを示唆する内容となっています。そのため、睡眠が長い方も短い方も、7時間程度に調整するのが理想的だと考えられます。
②当然個人差はある
ただし、7時間というのはあくまで目安であり、適切な時間は人によって様々です。その人の年齢や住んでいる環境、遺伝子的な要因でも変わってきますので、全ての人にとって7時間がベストというわけではありません。7時間を一つの目安に考えることが基本ではあるものの、その上で自分に合った睡眠時間を見つけることが大切なのです。
③自然に目が覚める時間を意識しよう
ちなみに7時間というのは、自然に、目が覚める時間でもあります。レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを繰り返す中で、自然に心地よく目が覚めるのが7時間前後です。なので自分にとって最適な睡眠時間を知りたい場合は、ゆっくり静かに眠れる環境を整えた上で、どれくらいの時間で自然に目が覚めるかを探ってみるのがいいでしょう。また、自然に目が覚めたとしても、お昼ごろに眠くなってしまうようでしたら、睡眠が足りていない可能性もあります。その際は夜の睡眠時間を長くするなどして、上手く調整することが大切です。