睡眠は6時間で足りるのか。寝不足にならないためには
睡眠時間を削ろうと思ったとき、6時間を目安に考える方も多いことでしょう。6時間眠るというのは周期的にもよく、かつ睡眠不足にもなりにくいと考えがちです。もちろん6時間で十分なこともありますが、その人の体質や環境、それから睡眠の取り方によっても大きく変わってきます。今回は6時間という睡眠時間について考えていきます。
①満足感はあるかどうかを意識しよう
満足感はあるかどうかを意識しよう
まず6時間という時間に設定している方は、日々の眠りに満足感を覚えているかどうかを意識して考えてみてほしいです。寝起きにすっきりと起きられたり、日中眠気を覚えることがなければ、現状の睡眠時間でも問題ないと言えます。逆に寝起きが毎日辛かったり、日中眠くなったりボーっとすることがあるようでしたら、今の睡眠時間では足りない可能性も考えられます。
②6時間で足りないと感じたら
6時間の眠りでは足りないと感じるようなら、環境の見直しも大切ですが、基本的には睡眠時間を増やすことが必要になってきます。人は約1.5時間の周期で浅い眠りと深い眠りを繰り返すため、6時間で足りなければ7~7.5時間ほどの睡眠をとってみてください。ちなみに世界的な統計では、7時間ほど寝るのが一番死亡率が下がることがわかっているため、この機会に見直してみることも大切です。もしどうしても忙しく、6時間以上の睡眠時間が確保できない場合は、夜の睡眠時間を6時間に設定して、お昼に20分に昼寝時間を設けることで、脳をしっかりと休めることができます。
③6時間では足りない人の方が多い
人によっては全然眠らなくても問題ないこともありますが、多くの人にとっては1日6時間だと睡眠不足になりやすいことも知っておいてください。もし慢性的な睡眠不足に陥ってしまえば、脳のパフォーマンスが低下し、健康上のリスクも大きく上がってしまいます。6時間辺りで日中眠さを感じるようであれば、たとえ忙しくてもしっかり眠る時間は確保してくださいね。