睡眠時の姿勢と腰痛の関係について

腰痛というのは、ある程度の年齢に達した方を始め、多くの方が抱えやすい体の悩みです。腰痛には様々な原因がありますが、睡眠時の姿勢というのも非常に大きな要因の一つです。寝る姿勢と腰痛の関係について、ここではまとめていきます。

①寝る姿勢が腰痛に影響する理由

以前よりもデスクワークが増えた昨今、腰痛の原因は仕事にあると考えられがちです。人によっては、仕事中の姿勢や労働環境にもかなり気を配ります。しかし、仕事と同じく1日の1/3ほどを要し、更に毎日必要な睡眠時の姿勢に関しても、実はしっかりと考えるべきなのです。睡眠時の姿勢が悪いと腰の負担も増え、なおかつ寝返りが減ることでの血行不良なども、腰痛悪化の原因となってきます。腰痛でお悩みの方は、一度自分の睡眠環境を見直してみていただきたいですね。

②基本は横向きで寝る

腰痛に優しいのは、まず横向きで寝ることです。横向きに寝ることで、腰への負担を少なくすることができます。普段仰向け・うつ伏せで寝ている方は、横向きで寝ることを心がけてみてください。また、横向きで寝る際には、枕の高さも大切な要素になってきます。枕の高さがあっていなければ、首への負担や寝返りが上手くできないなどの弊害が生じてきます。基本は首がまっすぐになるくらいの枕を選びましょう。それから痛みが大きい場合、痛い方を下にしないようにしてください。

③仰向けに慣れている場合

中には普段仰向けに寝ているため、横向きで寝ることに違和感を感じる方もいらっしゃるでしょう。どうしても仰向けになってしまう場合は、腰にタオルを巻くのも一つの手です。タオルを巻くことで、マットとの設置面を増やすことができ、体重の分散もしやすくなり腰への負担が減ります。また、腰周りを暖かくすることによって血流がよくなり、腰痛改善にも役立てることができるのです。仰向けになれている方、横向きに寝ていてもつい仰向けに戻ってしまうという方は、ぜひタオルを有効活用してみてください。

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