睡眠の質を高める食事は?寝る前に摂りたい3つの栄養素

睡眠と食事の質には、密接な関わりがあります。なので普段の食事に気を使うことは大切ですが、特に寝る前の食事は非常に重要となってきます。ここでは快眠を助ける、3つの栄養素についてご説明します。

①眠りを深くする栄養素グリシン

まず最初に、眠りを深くする栄養素からご紹介します。眠りを深くする栄養素とは、アミノ酸の一つである「グリシン」です。グリシンを摂取することで眠りが深くなり、朝もすっきりと起きることができます。更には日中の作業効率も上がるというデータもあり、お仕事をされている方には必須とも呼べる栄養素です。これらはイカやカニ、エビなどの魚介類に含まれているので、夜はこれらを主菜に取り入れてみましょう。

②トリプトファンで体内のリズムを作る

睡眠をコントロールする体内物質は、必須アミノ酸の一つ「トリプトファン」を元に生成されます。トリプトファンを摂取することで、日中はしっかりと目が覚め、夜になれば眠気が訪れるようになります。トリプトファンから作られるメラトニンという物質は、体内のリズムを整えることや、時差ぼけの防止にも役立ちますので、正しい生活リズムを整えたい際にも一役買ってくれます。これらは乳製品に多く、バナナやタラコなどにも多く含まれていますので、これらも優先的に摂取しましょう。

③ギャバにより寝つきやすくなる

最後は寝つきの良さに作用する、「ギャバ」について。ギャバを摂取することで、脳内の興奮を抑え寝つきを良くする効果が期待できます。ちなみに睡眠薬の多くも、ギャバの効果を高めることで眠りを促します。寝つきが悪いという方は、優先的に摂取するといいでしょう。ギャバは穀物類を中心に、様々な食品に含まれています。普段白米を食べている方は、玄米を混ぜるか置き換えることで、日常的にギャバを多く摂取することが可能です。特に発芽玄米は、玄米よりも多くのギャバが含まれており、その量は実に白米の10倍にも至ります。もし玄米が苦手なら、ココアやチョコレートにも含まれていますので、それらを食べる習慣をつけてみましょう。

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