睡眠不足はダイエットの天敵?

睡眠は健康や美容に大きな影響を与えますが、食欲にも影響するんです。睡眠不足になると、脳は栄養が足りていないと勘違いしてしまいます。私たちが寝ている間に体内でレプチンというホルモンが作られます。レプチンは食欲を抑えるホルモンです。レプチンが分泌されると、脳は満腹になったと指令を出すので食欲を抑えられます。でも、レプチンの分泌量が足りないと、炭水化物や糖分が欲しくなります。結果、炭水化物や糖分が多く含まれるものを食べ過ぎて太ってしまうんです。

肥満と睡眠

富山県の大学が子供の肥満と睡眠に関して調査しています。3歳の時に睡眠時間が9時間未満だった子供は、11時間以上寝ていた子供と比べると、肥満になる率が高かったのです。また、大人を対象にした調査でも、睡眠時間が5時間未満になると、肥満になるリスクが高まるという結果が出ています。

①食欲と睡眠

睡眠不足になると、レプチンの分泌量が少なくなるだけではありません。食欲を刺激するグレリンという胃から分泌されるホルモンが増えます。すでに、十分に食べたはずなのにお腹が空いているという間違った信号が出てしまい、食欲が抑えられずに食べ過ぎてしまいます。睡眠不足になると、痩せにくく太りやすくなってしまうんですね。

②スリムボディを保つために何時間寝るのがベスト?

レム睡眠の時に、体はホルモンの分泌を抑制したり、促したりします。レム睡眠は、寝付いてからおよそ1時間半から2時間ごとにやってきます。だから、7時間以上睡眠時間をとるのがベストです。7時間くらい睡眠をとれば、4、5回レム睡眠がやってきます。でも、睡眠時間が少ないとレム睡眠が少なくなってしまうので、夜更かしせずにしっかり眠りましょう。睡眠不足はダイエットの天敵ですよ。スリムなボディを保ちたいなら、毎日しっかり7~8時間は寝るようにするといいですね。毎日は無理だという人は、週に3日は7時間以上寝るようにするといいですよ。

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