心地よい睡眠の3つのコツ
睡眠は、体の疲れをとるだけでなく、記憶を整理したり、リセットするためにも大切です。慢性的な睡眠不足になると、心にも体にも悪影響を与えますから気をつけたいですね。心地よい睡眠をとるには3つのコツがあります。
①カフェインや刺激物の摂取を避ける
眠りにつく4時間以内にコーヒーなどのカフェインが入った飲み物や、喫煙は避けましょう。交感神経が刺激されてしまい、寝つきが悪くなります。カフェインは、脳の活動を刺激します。紅茶、緑茶、コーラ、エナジードリンクなどにも含まれています。寝る前には、体を温める白湯や生姜湯などを飲むのがおすすめです。リラックス効果のあるカモミールティやホットミルクもいいでしょう。飲みすぎるとトイレに行きたくなるので、少量だけ飲んでリラックスしましょう。たばこに含まれているニコチンにもアドレナリンを分泌させて脳を覚醒させる作用があります。また、たばこを吸うと一酸化炭素を摂取してしまい、酸素を失うので、疲労がとれません。
②昼寝は15時前に30分以内
適度な昼寝は作業効率をあげますが、寝すぎてしまうと、夜寝付けなくなり悪循環になってしまうこともありますよね。昼寝をするなら、午後1~3時の間、30分以内にしましょう。30分以内なら深く眠ることなく、浅い眠りのまま目覚めるので、夜の睡眠を邪魔しません。夕方に昼寝すると、夜眠れなくなるので注意しましょう。
③朝日を浴びて体内時計をリセット
目覚めた時、朝日をしっかり体に浴びると、体内時計の乱れがリセットされます。朝起きたら、カーテンを開けて朝日を浴びましょう。出勤や登校の際に1駅分、またはバス停1個分歩いたり、ベランダで洗濯物を干したりするのがおすすめです。朝、強い日光を体で感じると、約14~15時間後にメラトニンというホルモンの分泌が活発になります。メラトニンは、眠くなるホルモンです。メラトニンが多く分泌されると、夜、自然に眠たくなり、深く眠ることができます。